どうも、最近はもっぱらフリーランスでイラストレーターをしている北川です。
昔は多くの人の憧れの職業で「一握りの才能ある人しかなれない」みたいなイメージだったイラストレーター。
しかし最近はSNSの普及などもあり、昔に比べてプロとしてかなり生計を立てやすくなってきました。
今日は今時のイラストレーターの稼ぎ方、なり方などについてまとめてみようと思います。
イラストで収益を得る5つの方法
2018年現在、イラストレーターが収入を得る方法は多様化しています。
ここでは主に5つの収益を得る方法を見ていきたいと思います。
メディアや企業からの依頼でイラストを描く
雑誌やWEB、広告やパンフレットなどには常に頻繁にイラストの需要があります。
企業や公共団体やお店などから、直接またはエージェンシーなどを通してイラストの依頼を受けるのがこれに当たります。
いわゆる昔からあるイラストレーターとして王道的な仕事の形態です。
ただし仕事の発生の仕方は昔ながらの
「イラストレーターが出版社やデザイン事務所にポートフォリオを送って、そのイラストレーターさんに合いそうな仕事があれば連絡がくる」
というものだけでなく、
「SNSにイラストを投稿してたら企業からお声がかかった」
なんていう現代的なものも主流になりつつあるようです。
コンペや賞に応募する
こちらも昔からあるイラストレーターの仕事獲得方法ですね。
コンペや賞はひとつの座を賭けた勝負なので、必ずしも仕事が取れるわけではありません。
ただしある一定以上の実力があるイラストレーターであればコンスタントに仕事を取ることのできる方法となります。
ストックイラストを販売する
ストックイラストというのは耳に馴染みがない人もいるかも知れませんが、要はイラストの素材販売のことです。
クリエイターがイラストを登録し、ユーザーは単品で好きなイラストだけを購入できる、というWEB上のサービスです。(ユーザーは単品購入だけでなく定額制のプランでも購入できます)
ストックフォトの魅力は何と言っても「過去のイラストも全部資産になって稼ぎ続けてくれる」ということでしょう。
イラストの登録は、最低限のクオリティは求められはするものの誰でも簡単に出来ますので、アマチュアの人が副業を得るためにするのにも適しています。
ただしちょっとイラストを登録できることと売れることには全く関係がないので、需要のないイラストばかり投稿したり競合イラストの多いジャンルを選んでしまうと、ほとんど売れないということも。
ストックイラストに限りませんが、売れるためには需要をよく把握した戦略眼が求められるのは間違いありません。
グッズを作って販売する
イラストレーターとして、グッズ販売を収益化するのには主に3つの道があります。
まず1つ目が、メーカーなどに自分のイラストが入ったグッズを作ってもらい、その売上額に応じてロイヤリティ収入を得る方法です。
これと似たような方法として、LINEスタンプなどのデジタルデータ販売プラットフォームの利用もあります。どちらも権利収入を得るという意味では同じですね。
2つ目は、suzuriなど「自分のイラストを使った無在庫物販ができるサービス」を利用する方法です。
これはイラストさえあれば今すぐにでもTシャツやスマホケースなどが販売できるという優れものです。注文があってから商品を作るシステムなので、在庫を抱えるリスクはありません。
SNSやリアルの繋がりなどで、個人から依頼を受けてイラストを描く
特にSNSは比較的新しいイラストの受注形態ですよね。
例えば出版社にポートフォリオを送る営業方法だと、同じように営業している他のイラストレーターさんと戦わないといけないため、必然的にレベルの高い戦いを勝ち抜かなければいけません。
SNSで特定のコミュニティや界隈に入り込む(フォロー、フォロワーを増やす)と、その中でお仕事をいただける機会を得られることがあります。僕もブロガー界隈の人たちからはずいぶんお仕事をいただきました。
やってることを周りに認知してもらうこと、そしてイラストを描く人を探している人を見つけたら思い切って声をかけてみること。この2つができれば、そんなに画力が高くなくてもイラストで収入を得ることは可能です。
手広く広げて収入の軸を多数つくることがオススメ
以上、現在の主なイラストの収入の軸となる方法でした。
向き不向きなどもあるでしょうから、まずは自分のやりやすい方法でベースとなる稼ぎを作りつつ、徐々に収入の軸を増やしていくのが得策でしょう。
最後に僕のイラストを宣伝して締めとします。もしイラストが御入用の際は、ぜひよろしくお願いいたします(笑)