と、悩んでいる方は多いと思います。
この記事では、WEBデザイナー歴約10年・ブログ運営歴約4年の僕が、WordPressを運営するのにオススメのレンタルサーバをご紹介します。
この記事を読めば、以下の点がはっきり分かるようになりますよ!
- WordPressサイトに必要なサーバの必須条件
- 初心者が簡単にWordPressを立ち上げるためのラクラク機能
- 人気のサーバ会社とプラン
まず最初に押さえておくべき必須条件
レンタルサーバーを選ぶ時の検討ポイントはいくつかありますが、「ここだけは絶対に外してはいけない」というポイントが2点、そして「この機能があれば楽だよ」というポイントが1点だけあります。
まず、絶対に外してはいけないのが以下の2点です。
- PHP(バージョン7.4以上)が使えるかどうか
- MySQL(バージョン5.6以上)が使えるかどうか
2つともWordPressというプログラムを動かすために必須の条件なので、いくら安くてもこの2点を満たしていないと再契約しないといけない羽目になります。
できれば押さえたい、推奨機能
そして必須ではないけどほぼ必須、「あれば超絶ラク!」「ないと超面倒!」なのが
- WordPressの簡単インストール機能
です。「簡単インストール機能」というのは「クイックインストール」とか「かんたんセットアップ」とか、サーバによって呼び名が違いますが、中身はどこもほぼ同じだと思います。要は「簡単な手順に従って必要項目を入力していくだけで簡単にWordPressがインストールできるという機能がついていますよ」という意味なのです。
今はどのサーバーで契約してもたいていこの機能があると思いますが、もし無いサーバを契約してしまった場合、自分でプログラムをダウンロードしてきてサーバにアップロードして…というかなり面倒臭くて知識も必要な工程が待っています。
契約前には念のため、この機能がついているかどうかを確認しておくことをオススメします!
おすすめのサーバー3選
以上を踏まえ、初心者でも簡単に使い始めることができて、かつ大事な機能をちゃんと押さえたプランを3つに絞りました。この3つならどこを選んでも間違いないと思います。あとは直感と予算で選んでみてください。
さくらレンタルサーバ(スタンダードプラン)
20年以上も前からある、老舗のサーバーレンタル会社。僕も2005年あたりから10年近く月額524円のスタンダードプラン(*)を利用していました。ちょっとやそっとの負荷ならびくともしないほど、安定性の高いサーバという印象でした。
月額524円というコストの安さもあり、よほどアクセスの集中するサイトでないのであれば、高い安定性とそこそこのスピードで動作するバランスの良いプランだと思います。初期のブログなどに特にオススメできるサーバです。
ただし一時期サイトがかなりのアクセス増になり(画像掲示板で400万PV/月ほど)、さすがにその時にはサーバエラーが多発。なんとか改善できないかと思い、少し高めの「さくらのVPS(v3) 1Gプラン」(税込1,008円/月)に移行してみましたがエラーは収まりませんでした。それをきっかけに、より安定性の高いエックスサーバーへの移設を決定しました。
*当時は消費税率の関係で月額515円でした
エックスサーバー(X10プラン)
さくらのサーバで突然アクセスが増えて「これはどうにかせねば…」と思っていたところ、当時安定性の高さからブロガーの間でエックスサーバーが人気になっているという話が耳に入り、乗り換えることにしました。
結論から言うと、アクセス増による高負荷が続いたもののサイトの安定性や表示スピードは大幅に改善し、移転は大成功となりました。
その後も4年ほどエックスサーバーにお世話になったままブログとイラストのポートフォリオのサイトを2つ運営していますが、安定性・スピード・サポートの良さ、どれをとっても満足度が高いなという印象はずっと変わっていません。
ちなみに費用面としては月額515円から1100円(12ヶ月契約で)と、最初のプランに比べると約2倍になってしまいました。確かに比較すると倍の金額というのは大きいのですが、個人的にはブログやイラストのポートフォリオから得られる収益で簡単にペイできますし、許容範囲内だなと思っています。クリエイターが営業用に使うのであれば、コスパはかなり良いかと思います。
ConoHa WING(ベーシックプラン)
この4〜5年は特に発信界隈ではエックスサーバーを勧める人が多かった印象でしたが、ここ1年ほどで急に名前が売れ始めたのがGMOインターネット株式会社の「ConoHa」というサーバレンタルサービスです。
GMOといえば、「お名前.com」や「ロリポップ!」、「XREA」など、グループ全体で幅広いインターネット関連サービスを提供している超大手の会社です。
サーバレンタルサービスの「ConoHa」は2021年7月現在「8周年」となっているんですが、正直みんなが使い出したのはこの1〜2年ほどじゃないかなと思います。
特徴としては、小規模サイト向けのベーシックプランはエックスサーバーよりも安い料金で勝負しにきているなという部分ではないでしょうか。
ビギナーや小規模サイト向けの「ベーシックプラン」、中規模サイト向けの「スタンダードプラン」、大規模サイト向けの「プレミアムプラン」がそれぞれエックスサーバーの「X10プラン」、「X20プラン」、「X30プラン」とほぼ肩を並べるスペックにしていて、中規模サイト・大規模サイト向けプランは少しConoHaのほうが割高なんですが、小規模サイト向けのベーシックプランのみConoHaのほうが割安になっています。
さらにこのWINGパック(長期利用割引プラン)では、独自ドメインが永久無料という嬉しい特典があります。
ドメイン代って僕の場合、年額1280円+税とかかかってるんですよね。さほど高い金額じゃないとはいえ、毎年毎年だと地味に積み上がっていきます。
ConoHaなら、WINGパックを契約している限りは「.com」の独自ドメイン代を永久無料にしてくれるんです。つまり2つなら税込2,816円かかるドメイン代が無料になるわけなので、サーバ代を月額234.6円割引してもらってることと同じになるんです。
ビギナー向けでは数年前はエックスサーバーの一強みたいなイメージでしたが、ここ最近はConoHaが最強と言っても良い気がします。
スピードと安定性ならConoHa WINGのベーシックプラン、安さ重視ならさくらのスタンダード
まとめると以下のような感じになります。
用途や本気度によって、自身に合ったプランを選んでみてください。
さくらレンタルサーバ(スタンダードプラン)
アクセスが集中しなければ、スピードも安定性も問題なし
2週間の無料お試し期間あり
エックスサーバー(X10プラン)
(初期費用は12ヶ月契約なら0円、3ヶ月・6ヶ月なら3,300円)
サポートも手厚く、安心
10日間の無料お試し期間あり
ConoHa WING(ベーシックプラン)
独自ドメイン2つが永久無料
無料お試し期間は無し(ただし初月は月額が無料扱いに)